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永恵華(トワコ)クリニック皮膚科は、上海で「皮膚のトラブル」の診察、治療を行っている日系クリニックです。全て日本語で対応可能です。
2022-02-27

あなたの知らない皮膚腫瘍

DR.ZHAOは毎月上海ウェネバーにて皮膚科のコラムを執筆中です。

皮膚腫瘍とは

皮膚腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、色素性母斑や老人班などの良性腫瘍はだれにでもありえる病気です。悪性腫瘍のうち馴染みがあるのは悪性黒色腫(メラノーマ)いわゆるほくろのガンです。死亡率は高いが罹患数は実際に多くはないと言われています。

メラノーマ以外の皮膚がんは基底細胞がん、扁平上皮癌、乳房外バジェット病(湿疹様がん)メルケル細胞がんなどを含む上皮性皮膚悪性腫瘍の一群を指します。その他、皮膚付属器の腫瘍や皮膚のリンパ腫なども稀なケースもあります。

皮膚悪性腫瘍は必ずしも命にかかわるか

非黒色腫皮膚がんは悪性度が低いとはいえ早期でも従来行われている手術で4%の転移率があり、転移すると死亡率が40%に高まるというデータもあります。特に扁平上皮癌や乳房外バジェット病などの非黒色腫皮膚がんは、患者の関心が低いため発見が遅れることが珍しくないのが現実です。抗腫瘍薬であるPD-1抗体でさえ効果は半分以下になってしまうといわれています。

悪性腫瘍に注意すべきサインとは

異常な増殖がおさまらない、成長を続ける、形が不規則、色のムラがある、治らない、痛みを感じないなどの傾向がある場合は注意が必要です。

悪性腫瘍ができた場合はどうすべきか

➀早期発見:定期的に自己観察を行い、肌の健康を守る心構えをもつこと。
②早期診断:早期に皮膚科検診を受診し、早期診断すること。
➂早期治療:悪性黒色腫と診断された場合でも早期発見することができれば効果的に治療を進めることが可能です。

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赵景晨 医師 (ドクターZHAO)

上海永恵華クリニックの皮膚・性病科医師。上海永恵華問診部の皮膚科、上海華山医院の皮膚科研究および上海瑞金分院の皮膚性病科医師としても勤務

早く痛みや痒みから解放されますように、素早く結果が出て、長期的な経過のいい治療を心がけています。そして患者様ライフスタイルを尊重し、日本の皆様にあわせた治療をご提案しております。お気軽にお問合わせください。

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