アレルギー皮膚疾患について
こんにちは。上海トワコクリニック皮膚科です。上海で多くの日本人の方を診療してきました。今回はアレルギー性の皮膚疾患についておさらいしていきましょう。

現在上海の日本人向け情報誌ウェンネバーにてチョウ医師の皮膚科コラムを執筆中です。
アレルギー皮膚炎の元となるアレルゲンは「摂取」「吸入」「接触」「注入」により起こり、主な症状として湿疹、蕁麻疹などを起こします。湿疹はどの年代でも見られ、体表面のあらゆる部位に発生します。発疹、水疱、ただれ、かさぶたなどの症状を起こします。
蕁麻疹は皮膚の様々な刺激に対する体の一種の血管神経反応です。発疹とともに激しいかゆみが生じます。原因は外気の気温差、日光、虫刺され、寄生虫などの毒素、精神的ストレス、遺伝などがあります。

代表的なアレルギー
薬物アレルギー:西洋・中医を問わず薬の一部にはアレルギー反応を引き起こす可能性のものが入っています。もしもアレルギー症状が出たら医師に相談するかすぐに薬の使用を中止しましょう。
接触性皮膚炎:皮膚が鉄などの特定物質に接触後、局所的な発疹、浮腫やかゆみが現れます。化粧品でも症状が出る方もいます。重症の場合は水疱ができる場合もあります。
光過敏症:太陽光に含まれる紫外線が皮膚の真皮に到達しアレルギー反応を起こします。抗紫外線日焼け止めの効果もありますが、やはり皮膚科による一定の治療も必要です。
食物アレルギー:症状は多様だが発疹が一般的。 主に顔や口の周りに発生する。原因食材としては、」貝類をはじめとした海鮮、きのこ、牛乳、大麦、果物、ナッツなどが挙げられる。その他防腐剤などの添加物の場合もある。
今回はアレルギー性皮膚炎についておさらいしてみました。皆さんも上海で健康第一でお過ごしください。


早く痛みや痒みから解放されますように、素早く結果が出て、長期的な経過のいい治療を心がけています。そして患者様ライフスタイルを尊重し、日本の皆様にあわせた治療をご提案しております。お気軽にお問合わせください。
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