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永恵華(トワコ)クリニック皮膚科は、上海で「皮膚のトラブル」の診察、治療を行っている日系クリニックです。全て日本語で対応可能です。
2020-06-10

上海は乾燥肌になりやすい?

こんにちは。上海の日系皮膚科トワコクリニックです。今回は乾燥肌について書いていきます。

上海は乾燥肌になりやすいのでしょうか?湿度でいうと、上海は5月~10月はかなり湿度が高く蒸し暑い傾向にあります。ですのでこの時期は発汗が促されるので乾燥肌の方も皮脂も出やすい状態で比較的良い皮膚状態かもしてません。

しかし冬は上海は湿度がとても低くなるため乾燥肌の方にはとてもつらい時期になります。

ではどうして乾燥肌になるのかおさらいしていきましょう。

乾燥肌は水分も皮脂も不足した状態

乾燥肌とは、肌の水分・皮脂が不足して潤いがなくなっている状態で、ドライスキンとも呼ばれます。入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、全身がカサカサする、などの症状がみられます。
特に乾燥しやすいのは、もともと皮脂の分泌が少ない脛、膝、ひじ、足の裏などの部位です。顔では頬や目、口のまわりなどが乾燥しやすくなります。

角質層が肌内部の水分蒸発を防いでいる

私たちの肌は表皮で覆われていますが、乾燥と密接な関係にあるのが、表皮の一番外側にある角質層です。角質層には「バリア機能」という役目があります。

バリア機能が正常に働いていると、肌の水分を保ち蒸散を防ぐとともに、アレルゲンなどの侵入や外部刺激から肌を守ってくれます。


その角質層は、角質細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質から成り立っています。角質細胞はアミノ酸などの天然保湿因子で満たされ、細胞間脂質はコレステロール、セラミドや脂肪酸などで満たされています。

また、上海というか中国の水道水が、ご自身の肌に合わないという場合もあります。中国の水は硬質ですので、浄水器などで水質を変えたり軟水にしたり、お肌に合うものに変えれるといいですね。

肌のターンオーバーの乱れ

健康な肌は、皮膚の新陳代謝によって常に新たな細胞に入れ替わり、バリア機能が保たれています。ところが、ストレスや生活習慣の乱れなどでターンオーバーのサイクルが早まったり遅れたりすると、バリア機能が低下し、天然保湿因子や細胞間脂質が生成されにくくなったり、水分が外に逃げやすくなったりするのです。

乾燥肌には間違った治療法やスキンケアをすると逆に悪化させてしまう危険性があります。ピーリングなども含めて当院皮膚科医が丁寧にスキンケアをご指導させて頂きますので一度お問合わせください。

上海トワコクリニック皮膚科は、上海にお住まいの皆様がなるべく素早く痛みや痒みから解放されますように、素早く結果が出て、長期的な経過のいい治療を心がけています。そして患者様のライフスタイルを尊重し、日本の皆様にあわせた治療をご提案しております。お気軽にお問合わせください。

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