2021-04-20
湿疹について(2021年4月ウェネバー記事)

皮膚のお悩み解決 (Vol.4)
【湿疹】
様々な内的および外的要因によって引き起こされる一種の皮膚の炎症。慢性患者は慢潤性肥大を有する。
原因
慢性消化器疾患、精神的ストレス、不眠症、過度の倦怠感などの内的要因および生活環境、気候変動、食物などの外的要因の2つ。日光、動物の皮、化粧品などの外部刺激で誘発することも。
分類
Ⅰ 急性、亜急性、慢性の3段階
- 急性湿疹:最初は密集した栗粒結核、丘疹または小さな水疱。基底部の紅潮があり、徐々にばらばらになります。ひどい痒みを伴い、引っ搔くと傷口から滲出する。通常、頭部と顔、耳の後ろ、四肢の末端、陰嚢、肛門周辺などに発生し、通常は対称的に放出される。
- 亜急性:急性および慢性湿疹の中間。紅斑、浮腫みを伴うが、急性湿疹と比較すると発疹が狭い範囲に集中。皮膚がただれ、ひどい痒みを伴う。
- 慢性:①と②が繰り返され、患部が肥厚、浸潤、茶色がかった赤色または色素沈着、うろこ状、またはひっかき傷によるかさぶたとして現れる。ひどい痒み。ふくらはぎ、手、足、外陰部、肛門などによく見られる。再発しやすい。
Ⅱ 限局性湿疹と全身性湿疹
- 局部性湿疹:手、陰部、耳など特定の部位に発生
- 全身性湿疹:貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、脂漏性湿疹など体の複数部分に広がる
治療法
- 一般的な管理原則:労働環境、生活習慣、食事など考えられる原因、慢性病巣や内臓疾患を探す
- 内部療法:かゆみを和らげる抗ヒスタミン薬を使用。全身性湿疹はステロイド駐車が可能だが、長期使用は避ける。
- 外部療法:急性、亜急性および慢性などの病変に応じて適切な薬を選択する。二次感染には抗生物質剤を追加
赵景晨 医師
上海永恵華クリニックの皮膚・性病科医師。上海永恵華問診部の皮膚科、上海華山医院の皮膚科研究および上海瑞金分院の皮膚性病科医師としても勤務

上海永恵華クリニックの皮膚・性病科医師。上海永恵華問診部の皮膚科、上海華山医院の皮膚科研究および上海瑞金分院の皮膚(性)病科医師としても勤務

早く痛みや痒みから解放されますように、素早く結果が出て、長期的な経過のいい治療を心がけています。そして患者様ライフスタイルを尊重し、日本の皆様にあわせた治療をご提案しております。お気軽にお問合わせください。
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